第三日

朝食は、ルビーズインのレストランでバイキングです。パンケーキいただきました。 定番のカリカリベーコンに、スクランブルエッグ。いろいろありましたよ。

充実しているショップには、西部劇で有名な拳銃のモデルがありました。ケヴィン・コスナーの映画やOK牧場の決闘などで有名な、保安官のワイアット・アープ。コルト・シングルアクション・アーミー、通称ピースメーカー。ヤングガンなどの映画でアウトローで有名なビリー・ザ・キッド。コルト・ダブルアクション・リボルバー。明日に向って撃てのアウトロー、サンダンス・キッド。 ポールニューマンとロバートレッドフォード、が出演する、ブッチとサンダンスの拳銃。

インディアングッズは本物っぽい。 いろいろな人形や武器やドリームキャッチャーに、酋長の頭の飾りなど。日本にはないものばかりなので、重量を気にしなければ持って帰りたいものがいっぱいあります。ここのショップは広くてほんと充実してます。

ショップの外、ロビーからの通路には、たくさんの絵画が飾ってあります。フロントあたりは、ソファーもあります。大きな剥製もあって、生木が見えてて、ロッジ風がいい感じです。

フロントは、落ち着いた感じで、ゆったりと。ブライスキャニオンに泊まるなら、ルビーズ・インがいいですね。チェックアウトをすまし、これからルビーズイン、ブライスキャニオンを出発です。

行きと同じく、2つのトンネルをくぐって、ブライスキャニオンの出口は、レッドキャニオンです。

レッドキャニオンを抜けると、いっきに赤い世界から緑の世界になります。カナブに向います。

行きにもよったカナブのシェブロンで給油です。ここまでのodoメーターは7838マイルです。ラスベガス出発が7343マイルなので、ここまで約800キロ弱ですね。

今のところきれいなレンタカー。この日、 THE WAVEの抽選が外れたので、代替案で迷ってました。ホワイトポケットは、悪路がひどく距離が長い、ザ・ウェーブよりつらいかも。とりあえず、ザ・ウェーブのトレッキングスタートポイントとなる駐車場、Wire Passまでは、ホワイト・ポケットも同じ道なので、その駐車場まではどんなどころか見るために行く事にしました。 ダートな荒れた道が続きそうです。

いつものシェブロンの横の雑貨屋の駐車場が空いていたので、壁画全景が撮れました。赤い山々の横を、幌馬車隊がカナブの中継所にくる壁画ですね。荒野の中に、お店が見えてきたら、ほっとしたでしょうね。西武劇に出てきたのと同じ光景ですね。

前日行ったカナブのサブウェイです。その横に、THE WAVE の抽選となったところ。そこを横目に、 THE WAVE のトレイルスタートの駐車場へ向かいます。

途中、真っすぐな道があったり、左の北の方に、赤い岩の間に白い岩がみえたりしました。

国道89号がゆっくり左に曲がるところに差しかかる時、右に入っていく道があります。そこからがTHE WAVEのトレイルスタートの駐車場への道です。

THE WAVEへの入口、いきなりダートに入りました。すぐに看板があります。

右の看板デス。THE WAVE の説明があります。

左の看板の地図です。89号から入ったすぐのところです。

ダートに入って、赤い山が迫る赤い土の道が続きます。道に並行して隣に小川の跡があります。離合はできますがわりと細い道です。赤い土をしばらく走ると、Wire Pass 駐車場に出ました。目的地。抽選で選ばれた人は、ここから2時間のトレイルで、ザ・ウェーブに着きます。駐車場は満車で、置くところもないです。ザ・ウェーブに行く人はもっと早くから来ているし、抽選で選ばれた人以外も来てるのでしょうね。駐車場出るしかありません。元々、ホワイト・ポケットを、ザ・ウェーブの抽選に外れた時の代替案にしてましたが、インターネットで調べれば調べるほど、ダートが激しいので個人で行くのを迷ってました。とりあえず、Wire Passで止まって考える事も出来ないので、進むか戻るか。ホワイト・ポケットへ行く左折ポイントまで行ってみる事にしました。

レッドロックエリアを走っていきます。Maze Rock Art Site のTrailheadと標識にあります。このあたりの岩は綺麗で、赤を中心にいろいろな色があります。この山の向こう、進行方向の左の方にザ・ウェーブがあるはずです。抽選は厳しいな〜。綺麗な景色が続きます。もちろんダートですが、慣れたら今のところ普通の車で大丈夫そうです。デスバレーの“動く石”を見に行った時は、ジープのレンタカーをデスバレーで借りましたが、今回はそういうレンタカー会社も見つける事ができなかったので、ラスベガスで借りたままです。デスバレーでは、石が尖っていたので、気をつけて直接石に乗らないようにしていました。その経験で、パンクには気を付けないといけないと思い、石は気をつけて避けながら走りました。

しばらく走ると草原のようになってきます。赤い土からアイボリーの土に変わってきました。ホワイト・ポケットへのダートの厳しさはまだないです。Vermilion Cliffs National Monument の標識です。ザ・ウェーブのある国立公園の名前です。

ホワイト・ポケットへの分岐点です。分岐点のめじるしは、朽ちた建物跡です。ここまでのダートは、あまり気にせずに来れます。ここからどうするか。迷いましたが、行けるとこまで、行ってみるか、と、ホワイト・ポケットの方向に左折して入っていきました。

すぐに高い車高の4WDで走るようにとの看板が何度か出ていました。雨の日にタイヤ跡で深い溝が出来て固まっているところもあり、晴れの日にサラサラのタイヤの沈む砂になっているところもあります。いきなり溝が激しいところがあり、運転が難しいです。道路のタイヤ痕の窪みがひどく、ハンドルがかなりとられます。車の揺れが激しくなってきました。スピードを落とすとスタックするかと思って、そこそこスピード出していたので、とても揺れます。

Pine Tree Pocketは牧場かな。ここまでは比較的なんとか来れます。左に進みました。

ここから道はかなり狭いし、砂は深いし、タイヤ後の溝も深いし、止まるとタイヤが砂の中に沈みそうなので、車体が底つくと動けなくなりそうです。スピードを遅くすると、タイヤが砂ですべります、アクセル踏んでもあまりすすみません。狭い道なのにある程度のスピードで、ハンドルは左右カウンターを当てながら、道から外れたり横転しそうなのを耐えながら、心臓バクバク。かなり横に振られるので、ちょっと失敗したらほんとに横転しそうです。Pine Tree Pocketからが、ほんとの悪路でした。止まると終わりかも。少しスピードが落ちるとタイヤが砂に取られて行くのがわかります。対向車が来たらどうしようと思ってたら、来ました。バギー車も通りました。大きいSUV車も来て、道端に避けるしかなく、焦りました。写真はラスベガスで取り付けた、日本から持ってきたドライブレコーダーの映像です。リアも取り付けたけど、ちょうどSDカードの容量が切れて止まっていて、次のSDカードを入れる余裕もなく、フロントのドライブレコーダーは生きているので、その映像です。緯度経度も出ています。36 51’55.252N, 111 56’12.680Wあたりです。グーグルマップで見ると、砂の深そうな道が続くのがわかります。思った以上に砂が深く、ゆっくり走るとすぐ沈み、速いとハンドルが難しく、カウンターを常に当ててる感じです。あまりに危なく、でもUターンするスペースもありません。映画の“スピード”のように、一定以上スピードを落とせない感じです。

これ以上は危険、と判断。広いところに出たところで止まりました。ホワイト・ポケットの駐車場まで、後半分。車も砂だらけ。とりあえず、広いところに止まれてホッとして休憩。先に進んで、車が途中でスタックする方が怖いかな。ここから途中で引き返しです。今回は、ザ・ウェーブもホワイト・ポケットも残念。でも経験値は上がりました。途中レンジャーの車が見回りに来ていました、そこでも、ほっとしました。帰り、少し上り坂があり、そこではアクセル全開のノロノロです、砂が後ろに飛んでるだけでなかなか進まない。スタックしなくてよかった。無事に分岐点まで戻り、北に戻るか、南に行ってみるか、ちょうど半分ぐらいなので迷いましたが、南に出る事にしました。

分岐点から南に走っていると、放し飼いの馬。遠目に通り過ぎるのを待ってました。

悪路ですが、まっすぐな道です。

89A号までもうすぐのところです。赤い山々がバーミリオンクリフ。だんだん草原になってきています。

89A号の南から来た人向けにザ・ウェーブへの案内などがあります。

大きな看板。道は真っ直ぐです。

ここまでodoメーターは7928マイル。89A号まで近いし、景色は綺麗し、安心、さっきまでの心臓バクバクの車がひっくり返りそうな状況とは天と地ぐらい余裕が違います。

89A号に入りました。舗装道路はホッとします。真っ直ぐな道路です。左にずっと赤い山が続きます。

ナバホ・ブリッジの近くのマーブル・キャニオンです。いいところを発見です。

赤い奇岩がいっぱい。ホワイト・ポケットにたどり着けなかったけど、マーブル・キャニオンという新しいポイントをみつけました。

89A号から、ナバホ・ブリッジの駐車場方に左に入ります。

ナバホ・ブリッジのショップがあります。ここから歩いて、古い方のブリッジを渡れます。

駐車場あたりからのナバホ・ブリッジをみてます。左が古い歩くだけのブリッジ、右が車用の新しいブリッジです。

コロラド川の景色は素晴らしいですね。赤い岩と緑の水とがマッチ。ブリッジの上からの景色です。

赤いマジックで魚釣りはダメと書いてありますね。この高さから釣りをする人がいたのかな。コロラド川の赤い断崖の浸食がすごいですね。ペイジに向かって出発です。車は赤い砂を大量にかぶったままです。

ナバホブリッジはあまり観光雑誌に載ってないけど、なかなかの名所でした。橋を車で通って、しばらく走ると、レッドロックの山越え。横を通っている時はどうやってこの山を越えるのかと思っていたけど、赤い山を削って道を通したんですね。景色もいいです。舗装されているから安心。

山越えをしたら、平原が広がって、HORSESHOE BEND に到着。ホースシュー・ベンドはお気に入りの場所。とはいえ、最近、手すりができたと聞いて自然が破壊されていないか心配です。

駐車場がでっかくなっていました。観光化が進んでますね〜。インスタグラムの影響で、絶景の場所に人が押し寄せていると聞いているけど、ホースシュー・ベントは、またすごい人だな〜。経験的に午前がいいと思ってますが、日程の関係で初めて午後、というより夕方来ました。

ゆるく砂地を登っていくと、ある時から、あずまやが出来ていました、そこは、今回も特に変わってないです。観光客は大幅に増えていますね。その関係か、ルートが変更されています。横の方に工事中の道があり、もしかしたら、将来この丘を登らずに横からも来れるようになるのかな。

下りに入ると、ホースシュー・ベンドの上の方が見えてきました。人がいっぱい。アリさんのようにたくさん見えます。遠くから見ても、規模が大きいですね。

GoPro が活躍しました。超広角。一眼レフでも入り来ません。迫力のホースシュー・ベンド。やはり、夕陽の影になってますね。

一眼レフで撮ったホースシュー・ベンド。近くに寄り過ぎるとあぶないし、一番の場所は、手すりができていて、人も多くて、写真撮るのもなかなかです。

ホースシューベンドを出たら、すぐに、ペイジの街です。ホテルにチェックイン後、前も行った事がある、デニーズへ行きました。前回当りと思ったメニューは忘れたので、メニューを見ながら。何を食べるか検討です。美味しそう。レストランに行くより、気軽に入れます。

デニーズの後、ウォールマートに寄りました。バカでっかいスーパー。四角いデコレーションケーキも派手派手。ホテルに戻る前に買い出しです。

<第2日>https://us-r66.com/2019-america/day2/

<第4日>https://us-r66.com/2019-america/day4/

2019年アメリカ旅行ホームhttps://us-r66.com/2019-america/

<第3日終了>